雪谷行政書士事務所
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沖縄問題を考える

沖縄慰霊の日がまた来た。沖縄問題を考えるとき、私たち日本人決して忘れてはいけないことが二つある。忘れてはいけない、且つ負い目を負っていることと言い換えてもよい。
 まず第1は我々日本人は、本土決戦と言って、沖縄に地上戦を強いていながら、原爆を投下されると、地上戦を待たずに無条件降伏をしてしまったということだ。これは無条件降伏が誤りだと言っているわけではない。日本人と琉球人の間の信義の問題を言っている。最後の一人まで戦うと言いながら途中で降伏されたのでは、沖縄の地上戦で死んでいった人々は浮かばれない。なぜ沖縄の地上戦が始まる前に全面降伏しなかったのかと、沖縄の人ならずとも多くの人は思うはずだ。これが第1の負い目である。
 もう一つはアメリカ軍が戦争で獲得した敵(日本)の領土を戦争なしで、日本に返還してくれたことだ。我々は当然のことと思って居るかもしれないが、世界の常識からすればこれは間違いなく、非常識なことだ。パレスティナ、ポーランド、クリミア、など戦争で変わった国境線は戦争でしか変えられない。それをアメリカは、いろいろな思惑があるにしても返還をしてくれた。
 日露戦争の時、日本はアメリカ大統領の仲介で、千島列島と南樺太をようやく獲得できたが、日本国内の世論は、獲得した領土があまりにもすくないと問題になっており、(今の朝日新聞が急先鋒)外相の小村寿太郎は殺されることを覚悟して日本に帰国している。それほど領土、特に血をもって獲得した領土の帰属はシビア―である。これを平和的に変換したのである。そのうえ、この負い目を感じている2つの勢力はことごとく対立していることが問題をさらに複雑化している。一丁には解決できない。100年単位の時間が必要だろう。皆さんそう思いませんか?

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