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シンクロと新体操

 オリンピックを見ていてとても面白かった。それは軍隊とか、企業とかが、競争にどのようにして勝ち、どのようにすると負けるのかと同じことが見えるからだと思った。
 ①指導者の能力に左右される。端的な例が、シンクロ、と新体操だ。バトミントンも同じかもしれない。新体操の指導者は山崎とかいう女性だ。1日8時間も練習している。また世界でどの国も挑戦していない4本投げに挑戦するとインタビューで答えていた。練習時間の長さをいう指導者に優秀な人は少ない。シンクロは、5時起床から12時就寝の間食事の時間を除くとほとんど練習だが、井村監督は厳しさは言っているが練習の長さは言ったのを聞いたことがない。山崎さんは8時間は長いと思っているようだが、時間の長さだけを言えば、8時間は短いほうだろう(指導者が勘違いしている)また世界初の4本投げはそれが成功すれば、得点がどれだけ伸びてメダルの獲得の可能性がどれだけ高まるか確証は何もないように見える。世界初という言葉によっているだけではないか。この姿勢は日本の経営者にもよく見える。液晶にあまりにも力を入れすぎたS社。成算もないのにプラズマに何千億も投入したM社。1点を豪華にするためにほかが陳腐になってしまい、全体としての競争力が落ちてしまう。これに対して、井村氏は厳しいが決して乱暴ではない。選手を叱るときは何がいけないか具体的に示さなければならない。そしてその欠点はどのようにすれば治せるかの道筋も示してあげなければならないといっている。誠にわかりやすい。彼女は厳しいが乱暴ではない。厳しいことと乱暴は違う。これをはき違えている指導者が(スポーツだけではない)多いことに注意するべきだ。シンクロで言えば上層部の決断も称賛されるべきだろう。井村氏と何らかの対立があり、10年前に彼女を追放したのに今回彼女に頭を下げて指導者として復帰してもらうまではいろいろ葛藤があったはずだ。それを乗り越えての決断だと思う。同じことはバトミントンでもいえる。日本より強い韓国から指導者を招聘して強化してきたことが実ったのではないか?準決勝の韓国戦に成果が表れた。
 新体操の真逆を実践したのが、男子400メートル(100×4)リレーのバトン技術の向上策だろう。これは新体操の4本投げと違い成功すれば確実にタイムの短縮につながり、メダルに近づく。明確な成果を掲げそのために何をなせばいいのか、自分たちの強みと弱点は何か、それをどのように克服していくのか、そして情報を共有化して心を一つにできるかがスポーツでも組織を動かす上でも必要だ(世の中には情報を共有化していないのに心の一体化を求める組織が多い)。精神論や、抽象論に重きを置きすぎると組織は停滞する。スポーツの一番いいところは勝敗の尺度が明確だという点だろう。社会では、どんなに素晴らしいことを達成しても評価する人が認めてくれなければ始まらない。ここにスポーツの素晴らしさがある。
 みなさんそう思いません?
 

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