雪谷行政書士事務所
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結婚契約書

 皆さん結婚契約書という言葉聞いたことあります?結婚するにあたり、二人の間で、いろいろなことを決めて、なおかつそれを文書化する、その文書化したものを結婚契約書と呼びます。
契約社会の欧米ではごく当たり前のことでも、夫婦間のことを、こと細かく契約で決めておくということは今までの日本ではあまり考えられなかったことでした。
それではなぜ今このような契約書が徐々に広まってきたのでしょうか?皆さんこんな言葉聞いたことあります?離婚するのは結婚するより何倍もエネルギーが必要だ!結婚するときはお互いに盛り上がり、目の前の彼女、彼氏、がすべてで、細かなことは気にしないという雰囲気でしょう。まだ子供もいませんし、夫婦共有の財産も有りません。一方離婚するときはどうでしょう、お互い気持ちは冷めて、一刻も早く別の道を歩んでいきたいのに、財産分与、(金融資産、不動産、年金、共有財産の分割)子供の親権をどうするか、名前をどうするか、など考えただけでも、結婚するときよりも格段に多くのことを決めていかなければなりません。
 それでは結婚契約書は、円滑な離婚のために結ぶの?という疑問が当然湧いてくると思います。結論はイエスであり、ノーでもあります。毎年、20万組以上のカップルが離婚し、3組に一組離婚する時代です。当然離婚のことも念頭に入れて作成します。そうでなければ意味がありません。
 離婚に至るカップルの話を聞くと、最初はちょっとしたすれ違いが、徐々に大きくなっていき、気が付くと戻れないところまで来てしまっていたということをおっしゃる人が多いです。
日常生活は小さなことの積み重ねです。その小さなことをどう円滑に重ねていけるかということでしょう。家事はどちらがする、ごみ出し、掃除、洗濯、買い物、それぞれの親とのかかわり方、日常生活の費用分担、親へお金を渡すか?子供のイベントにどちらの親が参加するのか、子供の数が少なくなれば、両方の親の子供とのかかわりは、濃厚になっていきます。これらをその都度決めていくことはなかなか大変なことで、ちょっとした言葉のやり取りで、相手を傷つけたり、自分が傷ついたりすることも当然あるでしょう。それに相互の親がかかわってくると、考えただけで気がめいってきそうです。
 結婚契約書に基本的なルール、費用分担、家事分担、両家の親とのかかわり方、結婚前のそれぞれの財産額の確認、親が出してくれた費用についての処理のルール、決めるときは少し、時間がかかるかもしれませんが、基本のルールがあるのとないのでは大違いです。
いわばその家の憲法みたいなものです。あとはその都度微調整をしていけばより現実的ではないでしょうか?そうすることが離婚の危機を未然に防ぐことになることは大いに可能性がると思いませんか?
その意味で、結婚契約書は結婚生活を円満に継続してゆくためのものでもあります。

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