雪谷行政書士事務所
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TPPの本質

 TPPの批准が差し迫ってきた。私はTPPは必要だと思う。特に日本の製造業にとって。製造業の世界では製造コストは累積製造台に反比例するという原則がある。これは製造台数が多ければ多いほど製造コストは下がるという至極当たり前の原則で分かりやすい。ではなぜ問題なのか?アメリカは人口3億、ヨーロッパは4億、中国は中間層だけで6~7億。ある企業が新製品を発売するとき背後に何億のマーケットがあるかで生産計画は決まる。日本は1.2億。製造台数では外国にかなわない。よほど画期的な製品でなければコスト競争で負ける。戦後ヨーロッパがEUになる前、フランス、イギリス、西ドイツ、イタリアはすべて1億に満たない人口であり、日本はアメリカに次いで億人単位の人口を抱える先進国であった。このことが日本の製造業に有利に働いたから、日本の製造業は、コスト競争で勝てた。今や東西の境界はなくなり、EUが誕生し、日本は中途半端な人口保有国になってしまった。韓国のように人口が1億未満であれば、最初から世界販売を前提に生産計画、販売計画を立案するだろう。これがTPPになれば日本は5億=6億の基礎マーケットを手に入れることができる。
もちろ農業などでは厳しい局面があるかもしれない。しかし製造業が衰退してしまってはこの国は立ち行かない。また規制を緩めることで農業は再生できる可能性が高い。その点を政府はもっと丁寧に、そして言うべきことは言って説明すべきだ。民進党はもっと経済を勉強すべきだ。共産党と連携をするより、経済に詳しくなることのほうが国民の支持を得やすくなるだろう。皆さんそう思いませんか?

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